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【南堀江】児童発達支援 個別の言語療育

2023年7月14日

こんにちは!
ハッピースマイル南堀江です

今日はハッピースマイル南堀江の言語聴覚士から、個別の言語療育の様子をお伝えしたいと思います♪

今回も前回に引き続き、『ぺろぺろあそび』についてご紹介します!

ぺろぺろあそびでは、舌を使って、やわらかいおせんべいやヨーグルトなどを遊びながら舐めとり、滑らかな舌をつくり出す練習をします!

今日ご紹介するのは、「目標位置まで舌を動かす」ことを認識しながら鍛える練習です!

舌を動かすのは、手や足を動かすこととは違い、どのように動いているのか常に見えているわけではないので、「上に動かして」「左に動かして」と言われても、思うように動かそうとしても少し混乱することがあります。

特に子どもは、ボディイメージや舌の筋力が弱く、柔軟性も乏しいことが多くあります。

また、言葉の理解面からみると、
「上・下・左・右」の言葉自体を認識または理解をしていても、
思った通りに即時に反応できるかどうかは別の問題となります。
それは、理解をすること、
音として言葉にすること、
そして正しい方へ動かす(それも細かく)
というのは脳の使う部分がそれぞれ別の場所で行われているんです。
また、それをうまく連携させると言う働きも脳内で別のものが行なってくれています。✨

その為、普段見えてはいないところを
思ったようにもしくは言われたように動かすことというのは、実はかなり難しいことなんです
左と右の区別というのは特にとても間違いやすいものなので、「上・下・横」という大枠の指示で通るように、
口周りに柔らかいおせんべいや、少し硬めのヨーグルトをつけたりして、舌で触った「触覚」とさわれた時に感じる甘さの「味覚」を使って方向を理解してもらいながら運動の幅や、筋力を鍛えていきます✨


舌を動かす練習をするかと思いきや、
お菓子が出てくるので子どもたちはやる気まんまん!!
甘い味がすると、とっても喜んで、
「もう一回!」と繰り返したくなったり、
照れ笑いをしたりしてくれます。☺️

唇の上につけ、舌先で舐めとる
できれば下顎が上がらないよう注意をしながら…

お次は唇の横(口角)につけ、舌先で舐めとる
気持ちが先走って首が曲がったりすることもありますが、
一生懸命さが伝わります!!

また、味覚も使うので、
「美味しい!」や、
「甘い!」など、味についての語彙も一緒に触れながら取り組むことができています♪

今回はぺろぺろあそび目標位置まで動かすプログラムをご紹介しました!
これからも楽しく取り組んでもらえるよう、
お子様一人ひとりに合った様々なプログラムを考えていきたいと思います


ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください