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作業療法:トランポリンを使った遊び(後編)、感覚統合について🌱

2024年3月30日

こんにちは🌼
ハッピースマイル北堀江の
作業療法士です🌱

今回は前回取り上げた
「トランポリン」と
感覚統合について
少しお話したいと思います😀

まずは
トランポリンの
お話から🌱

トランポリンを行うことで
得られる効果としては
以下のものが挙げられます

🌟身体全体を使うことで
  関節や筋肉を刺激することができる
🌟対象物と自分との位置関係を
認識する力を養う(空間把握能力)
🌟動的なバランス感覚を養う
🌟足底(足の裏)への刺激
🌟手指の巧緻性の向上
などです

手指の巧緻性とトランポリンは
あまり関係が無いように
感じるかもしれませんが、
実は、
人間の身体の発達は
粗大運動(座る、立つ、歩くなど)から
微細運動(手先を使った運動)の順に
移行していきます☝
つまり、
粗大運動という土台がしっかり
できていることが大切になります💡
トランポリンは
身体全体を使う運動でもあるので
この発達を促す効果が期待できるのです☝

続いては感覚統合についてです🌱

感覚統合で重要となってくる感覚は以下の3つ
🌟触覚
🌟固有覚
🌟前庭覚
です!

前述したトランポリンでは
この3つの要素を多く含んでいます

まず触覚は、トランポリンの材質を足の裏から感じることができます
(また、自分の体重も加わるので圧覚も感じることができます)

次に固有覚は、筋肉や関節等、今どんな動きをしているのか
どれくらいの力を入れたらいいかなどを
調節する感覚になります。
トランポリンでは
全身の筋肉や関節に刺激を与えることができるので
固有覚への刺激に繋がります

最後に前庭覚は
自分の身体の傾きやスピード感等
バランスをとるのに必要な感覚です
トランポリンではジャンプをする、
バランスよく着地する、上下運動など
この感覚を刺激してくれる要素が
たくさんあります💡

それぞれトランポリンも交えて
お話しましたが
この3つの感覚は
基礎感覚とも呼ばれ、
この3つの感覚に視覚、聴覚が加わり
一番の土台となります
その上に姿勢保持や バランス、ボディーイメージの形成
などが積み重なっていき
一番上(最後)にくるのが学習や社会性の発達です💡

何事もそうですが
上に上手に積み重ねていっても
土台がしっかりできていないと
崩れてしまいます😨

遊びの中で
土台をしっかりさせて
次のステップに繋げていきましょう✨

ハッピースマイル北堀江では、
随時、見学•体験を受け付けております。
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