こんにちは
ハッピースマイル南堀江です

ハッピースマイル南堀江です

ハッピースマイルでは、
子どもたち一人ひとりの発達に応じた、
ことば音楽療法プログラムを行っています
今回ご紹介するのは、『カードの受け渡し』です。
・相手に気づく
・指示を聞く
・手から受け取る
・手に渡す
・投げずに渡す
などをねらいにしています

ひらがなカードや数字カード、食べ物カードなど、ことば音楽療法の課題ではカードを扱う場面がたくさんあります。
それぞれの課題には、ねらいがさまざまありますが、今回は”受け渡し”にしぼってみたいと思います。


初めて対面で個別音楽に入り、課題に取り組んだ際にカードを出したとき、うまく相手に渡せずに投げてしまう子どもがいます。カードや課題内容に集中して相手(支援員)に気づいていないことがほとんどです

また、カードを自分の手元に留めておきたくて渡せない子どももいます




そんなときは、「カードを手に返してね」などと声かけしてもなかなか子どもに通じません

ですので、課題の流れは一旦とまってしまいますが、音楽を止めて子どもが支援員の方に気づくようにします。 これは、『うんちゃ』を経験してる子どもたちですので、すぐに「あれ?」と気づき、動きをとめ、こちらを見てくれます

そうしたら、子どもの手に渡してほしいカードを持たせて、タイミングよく『どーぞ』と歌いながら支援員は手を出します。そしてカードを支援員の手に渡すように促します

毎回、止まっては歌い、やりとりの練習を入れるようにし、渡せるようになるまで繰り返し続けます

そうすると、音楽と歌に合わせるようにして、丁寧に相手の手にカードを渡すことができるようになります





続けていくと、音楽と歌を入れなくてもきちんとカードを、相手の指示を聞いて手に渡すことができていきます


楽器など個別音楽でよく使用する物の渡し方も少しずつかわってくるのです



ハッピースマイル南堀江では、随時、見学・体験を受け付けています
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