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【南堀江】児童発達支援:言語の4側面について🍎

2025年10月1日

こんにちは!
ハッピースマイル南堀江の
言語聴覚士です✨

今回は言葉の4側面について
お話しさせていただきたいと思います!

言葉の発達には
4つの大切な側面があります。

その4つそれぞれが
バランスよく
育っていくことで
「ことばが使える」
ようになっていきます🌱

その4つとは
音韻論、意味論、統語論、語用論
といいます!
少し専門的な言葉ですが
わかりやすく説明していきます🙌

 

まず1つ目の音韻論とは、
ことばの音に関するルール・仕組み
のことです!

例えば
「とうもろこし」を「とうもころし」
と言ってしまったり
「くるま」を「くま」
と省略してしまう事があります。
これは音を正しく並べたり
聞き分けたりする力が
また不十分なのです💡

・しりとりを楽しむ
・「だ」と「ら」、「で」と「れ」等
似ている音を聞き分ける
・正しい発音を学ぶ

これらはすべて音韻論の力が
関係しています!

次に意味論です。
意味論は、ことばの意味を理解して
正しく使う力のことです。

・「犬」と「猫」を区別できる
・「大きい」「小さい」といった形容詞を理解する

こうした力は意味論が関係しています✨

3つ目は統語論です。
統語論は、言葉を並べて文を作る力に関わります
日本語には「主語→目的語→動詞」という
語順のルールがあります🙌

子どもは最初は単語をメインに話しますが、
「ママ、きた」「ワンワン、いる」等の
2語文に発展しさらに複雑な文章を
作れるようになっていきます。
この過程を通して統語論が伸びます✨

4つ目の語用論は、
言葉を「どんな場面で、どう使うか」
という力です。

・所為員の人に「はじめまして」という
・お願いする時に「ください」という
・相手の表情を読み取りながら会話する

語用論は単に語彙や文法を知っているだけでは
身につきません。

「相手の気持ちを考える力」や
「社会的なやりとり」と深く関わっているため
集団生活に入る時期に大切になってきます⭐️

 

ことばの発達には
どれか一つでもつまずきがあると
「言葉が遅れている」と見える事がありますが、
これはその子にとってどこが苦手なのかを
知る大切なヒントになります💡

逆に得意な側面を活かす事で
苦手なところを補うこともできます!

その子にあった支援や関わり方が
見えてくるので
ぜひ意識してみてください🌱

ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️