こんにちは!
ハッピースマイル南堀江の
言語聴覚士です✨
今日は《APD(聴覚情報処理障害)ってなに?》についてお伝えします
まず、APDとは何かご存知でしょうか??
難しい言葉なので少し説明させていただきます。
これは聴覚情報処理障害といって聴力的に問題がなくても複数人での会話や雑音下での聞き取りが難しいことをいいます。
日常生活での困りごととしては…
🌟聞き間違いが多かったり、何度も聞き返してしまう
🌟雑音下だと聞き取りが悪くなってしまう
🌟小声や早口での指示がわかりにくい
🌟視覚情報があるとわかりやすい
このようなことがあります。
そしてAPDは成人してから職場でのコミュニケーションが難しかったり、周りの方たちとの人間関係がうまく行かず、専門機関を受診して見つかるパターンが多いとも言われています。
なるべく早く見つけてあげることで、学習面や日常生活で困っている際に早期からサポートできます😊
また、APDと発達に特性がある場合では症状が少し似ていたり、両方の特性を持っていたりする場合もあり、専門家からの慎重な評価が必要です。
もしかするとAPDかも?と不安な場合は一度専門の医療機関を受診してみても良いかもしれません。
また、APDを持っているお子さんと接する機会があった際、どのように接してあげれば良いかというと…
🌟周囲の音を減らしたり、なるべく静かな環境で話をする
🌟イラストや図など視覚的な情報も使用する
🌟短く話を区切ったり、ゆっくりはっきり話すなど話し方を工夫する
🌟話の途中で「ここまではOKかな?」のようにどこまで理解しているかを確認する
これらが有効と言われています♫
上記の内容を意識してコミュニケーションを取ってみると、より伝わりやすいかもしれません💡
そしてAPDを持っている方たちは「聴こえているのに理解できない」という状況に悩まれている方が多く、話し方の工夫に合わせて心のケアも必要です。
何度も聞き返してしまっても怒らず受け入れて、本人が落ち着いて話せる関係を構築していくことも同じように大切になってきます🍀
APDを持っている持っていないに関わらず、どのような方も安心して過ごせるような環境がもっと増えれば良いですね♪
今日は少しマニアックなお話になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後も色々な情報をお伝えできればと思います✨
ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
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