こんにちは❗️
ハッピースマイル南堀江です😊✨
今日は、ハッピースマイル南堀江の
言語聴覚士から、
違いを説明する力を伸ばすこと
についてお伝えします😊
「これは何?」と聞くと答えられるけれど、
「二つはどこが違う?」と聞くと困ってしまう。
このような姿は、療育の場でもよく見られます。
物の名前を知っていることと、
二つのものを比べて説明することは、
実は別の力が必要になります。
今回は、身近なものを比べながら、
特徴を捉える、比較する、言葉にする
という力を育てる課題をご紹介します。
・違いを説明する
例えば、パトカーと消防車の
二つのイラストを並べます。
まずは、
「これは何?」
と、それぞれの名前を確認します。
次に、
「同じところは?」
「違うところは?」
と聞いてみます。
さらに、
「パトカーは何をする?」
「消防車は何をする?」
など、それぞれの特徴について考えます。
ここで大切なのは、
単に違いを見つけることではありません。
二つのものをよく見て、
特徴に気づき、
共通点や違いを整理し、
それを言葉で伝えることが目的です。
・比べるためには、見る力も必要
二つのものを比べるためには、
まず、それぞれの特徴に気づく必要があります。
例えば、
パトカーには「赤いランプがある」
消防車には「ホースがある」
という特徴があります。
しかし、ただ見えているだけでは、
比較することにはつながりません。
「パトカーにはあるけれど、
消防車にはない」
というように、
二つの情報を関連づける必要があります。
そのため、この課題では、
見る
↓
特徴に気づく
↓
二つを比べる
↓
違いを整理する
↓
言葉で伝える
という過程が大切になります。
・同じところから始めてみる
違うところを考えることが難しい場合は、
まず「同じところ」から始めます。
例えば、
「パトカーと消防車、同じところは?」
と聞きます。
「くるま」
「おおきい」
「おしごとのくるま」
など、さまざまな答えが考えられます。
共通点を見つけることができたら、
次に「違うところ」へ進みます。
「パトカーと消防車、どこが違う?」
と聞いてみます。
「パトカーは白と黒」
「消防車は赤」
「パトカーはパトロールする」
「消防車は火を消す」
など、少しずつ違いを言葉にしていきます。
・答え方を見えること
この課題では、
子どもの答え方にも注目します。
例えば、
「消防車!」
と名前だけを答える場合。
物の名前は分かっていても、
質問に合わせて特徴を説明することが
まだ難しいのかもしれません。
また、
「赤!」
と色だけを答える場合には、
特徴には気づいていても、
「何と何を比べているのか」を
整理することが難しい場合があります。
「消防車は赤い」
まで言えるようになると、
特徴を文章にして表現する力につながります。
このように、
正解か不正解かだけを見るのではなく、
「どこまで言葉にできているか」を見ることが大切です。
・課題の難易度を調整する
違いを説明することが難しい場合は、
いきなり自由に答えてもらう必要はありません。
お子さんの発達段階に合わせて、
少しずつ難しくしていきます。
① 名前を答える
まずは、
「これは何?」
と聞いて、
それぞれの名前を確認します。
物の名前が安定して答えられることが、
比較課題の土台になります。
② 特徴を答える
次に、
「何色?」
「何に使う?」
「何がついている?」
など、一つの特徴に注目します。
③ 同じところを探す
二つのものを見比べて、
「同じところは?」
と聞きます。
最初は、
「どっちもくるま」
など、分かりやすい共通点から始めます。
④ 違うところを探す
次に、
「違うところは?」
と聞きます。
色や形など、
目で見て分かりやすい違いから始めると、
取り組みやすくなります。
⑤ 理由や役割を説明する
さらに、
「パトカーは何をする?」
「消防車は何をする?」
など、役割について考えます。
ここでは、単なる特徴だけではなく、
物の用途や役割について考える力も必要です。
⑥ 自分の言葉で比較する
最後は、
「パトカーと消防車の違いを教えて」
と、自由に説明してもらいます。
「パトカーは白と黒で、
消防車は赤い」
「パトカーは警察が乗って、
消防車は火を消す」
など、二つの情報をつなげて
説明できることを目指します。
・概念の理解にもつながる
この課題では、
単語を覚えるだけではありません。
例えば「消防車」という言葉を知っていても、
何色なのか
何をするものなのか
どこで使うのか
どんな特徴があるのか
といった情報が結びついていることで、
より深い言葉の理解につながります。
これは語彙の広がりだけでなく、
言葉同士の関連づけにも関係します。
例えば、
消防車
→ 赤い
→ 火を消す
→ 消防士
→ 火事
→ ホース
というように、
一つの言葉から関連する知識が広がっていきます。
このような言葉のネットワークが豊かになることで、
会話や説明の場面でも、
言葉を取り出しやすくなります。
説明する力にもつながる
二つのものを比べる課題は、
最終的には「説明する力」にもつながります。
例えば、
「パトカーは白と黒です」
だけではなく、
「パトカーは白と黒で、
警察が乗る車です」
というように、
特徴と役割を組み合わせて説明できると、
より分かりやすい伝え方になります。
さらに、
「パトカーは白と黒だけど、
消防車は赤いです」
のように、
二つの情報をつなげて話すこともできます。
これは、日常会話や集団活動での
「説明する」「伝える」という力にもつながります。
・比べる力は、考える力にもつながる
違いを説明する課題は、
単なる言葉の練習ではありません。
二つのものを見比べ、
特徴を見つけ、
共通点や違いを整理し、
自分の言葉で伝える。
この一連の経験を通して、
比べる、考える、説明する力を
育てていくことができます。
言葉を増やすだけではなく、
知っている言葉をどう使うのか。
そして、
自分が気づいたことをどう伝えるのか。
そこにも、言語支援の大切なポイントがあります。
お子さん一人ひとりの答え方を見ながら、
できるところから少しずつ課題を広げていきます😊
今回は違いを説明する課題について
お話させていただきました。
今後も、実際の支援で使用している
さまざまな言語課題をご紹介していきます
ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
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