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【北堀江児発】児発管ブログ

2025年9月19日

こんにちは😃

ハッピースマイル北堀江です🍀

 

今回は、

“ほめる習慣作り”について

お伝えしたいと思います。

 

子育てに関する価値観は

時代とともにいろいろ変化していますが、

発達や心理、脳、生物の進化など

様々な分野の研究が進む中で、

“ほめ育て”の重要性が

ますます言われるようになっています💡

 

子どもに限らず、

大人もほめられたら嬉しいですし、

“もっと頑張ってみよう”という

意欲の源になりますよね💪

反対に、

全くほめてもらえない環境の中で

頑張り続けることは、

誰にとっても難しいことです😣

特に子どもたちは、

社会の中で生きていくために必要な

様々な知識やスキルを

日々学んで吸収し、

身につけていくために、

多くのエネルギーを消費しています💨

そのエネルギーの大きな源泉になるのが、

ほめられた時に感じる

“嬉しい”という感情です💗

“嬉しい”と感じたことによって

脳の働き方に変化が生じ、

意欲を湧かせる働きを

積極的にしてくれるようになるのです。

 

とはいえ、

いつ、何を

どのように褒めればよいのでしょうか?

 

まず、“ほめる”というと、

何かすごいことをした時に

大げさに賞賛のことばをかける

イメージが浮かびますが、

今回お伝えする“ほめる”には、

いわゆる“ほめる”以外にも、

💗励ます

💗感謝する

💗その行動に気付いていることを知らせる

💗興味や関心を示す

なども含みます。

 

✨頑張ってお箸を使おうとしている

✨食後にお皿を流しに運んだ

✨兄弟やお友だちと仲良く遊んでいる

✨1人で着替えをしている

✨外出時に自分で靴を履いた

✨食事前に「いただきます」が言えた

✨「ごはんよ」と言われて食卓に座れた

✨1人で静かに遊んでいる

✨園で覚えた遊びを家でもしている etc

ほめるチャンスを探して意識していれば、

日常の様々な場面でチャンスが見つかります。

 

ただし、“ほめチャンスを見つけよう”と

意識しておかないと、

忙しい日々の中では

なかなかほめることはできません。

まずは少し余裕がある時に、

“ほめよう”と意識しながら

お子さんの行動をよく観察してみましょう。

意識して観察していれば、

ほめるチャンスはいくらでも見つかりますし、

ほめることでよい行動が増えていくので、

さらにほめるチャンスが増えます⤴

また、保護者にとっても

お子さんとの日常生活がやりやすくなるため時間や気持ちに余裕ができ、

さらにほめることを意識しやすくなる…

という良い循環ができていきます💞

 

忙しい毎日の中で、

最初はなかなか難しいかもしれませんが、

お子さんのために

少し時間とエネルギーを割いて、

ほめる習慣作りをしてみては

いかがでしょうか。

 

ここで、

“ほめチャンス探し”の際の

大切なポイントです。

それは、完璧に完了できた時だけでなく、

部分的にできていること、

やろうとする姿勢や

やり始めた時などにも褒めることです💡

 

例えば、お片づけの場面でよくあるのが、

最後に使っていた玩具だけ片付けて、

「片付けしたよ」と言う子どもに対して、

大人はつい

「まだ、できてないでしょ。」

「全部片づけないとだめでしょ。」

と返したくなりますよね😧

あるいは、

頑張ってスプーンやお箸を使っていても、

ポロポロこぼして

手や服がベタベタになっているのを見ると、

「こぼさずに食べようね。」

と言ってしまいたくなります😣

また、コロナ禍では、

帰宅後の手洗いを雑にしているのを見ると、

「ちゃんと洗いなさい。」と声かけすることも

多かったのではないでしょうか😟

 

しかし、

完璧に、最後までできたことだけ

ほめようと思うと、

ほめチャンスはなかなか訪れません。

まずは、少しでもできている部分、

やろうとしている姿勢などを褒めることで、

やってほしい行動を

増やしていくことが重要です💡

 

先ほどのお片づけ場面であれば、

「お片づけできたね。」と、

まずは自分でできたことを褒めてから、

「他にもまだあるから、頑張って片づけよう。」

と励ましたり、

「○○と△△もこの箱の中に入れよう」

と具体的に指示したりして、

最後まで片付けることができたら

「全部片づけたね。えらいね。」と

“最後までできたこと”をほめてあげます。

玩具が多くて

1人で片づけるのが難しそうな時は、

「パパ/ママと一緒に片づけよう」と手伝い、

最後まで片づけたという

成功体験を積めるようにすることも重要です。

その際、最後の1つを

お子さんが片づけるようにし、

「全部片づけたね。」とほめてあげると、

より達成感につながりやすいと思います。

 

手洗いの場面についても、

まずは自分から手を洗おうとしたことを

しっかりほめてあげます。

その上で、“ちゃんと”の中身(手の洗い方)を

具体的に伝えてあげ、できたら

「丁寧に洗えたね。」とほめてあげます。

 

食事場面については、

スプーンやお箸を使い始めたばかりの頃は

こぼして汚すのが当たり前と思って

対応する必要があります。

ほとんどこぼしてしまっていても、

頑張って使おうとしていることを

ほめてあげてほしいと思います。

どうしても汚してほしくない

服や場所の場合は、

こぼれないような工夫をしておいたり、

(食材をすくい/つかみやすい形にするetc)

より食べやすい方法で食べるようにしたりして、

こぼさずに食べたことをほめてあげます👍

 

 

ほめ方については、

お子さんによって喜ぶ方法が異なりますので、

お子さんに合った

ほめ方を探してあげるとよいと思います。

大げさにほめる方がいい子もいれば、

さりげなくほめてあげる方がいい子もいます。

ことばだけでなく、

拍手やうなずき、ハイタッチ、グッドサイン👍

頭や体をなでる、ハグ、抱っこしてあげるetc

身振りやボディタッチを好む子もいます。

お子さんが喜ぶほめ方を見つけ、

場面や状況に合わせて使い分けたり、

組み合わせたりするとよいと思います。

 

 

まずはお子さんの行動をよく観察し👀

“ほめチャンス”を探してみましょう。

やってほしい行動を

少しでもやっている姿が見られたら、

すかさずほめてあげましょう👍

ほめられることで

お子さんの意欲や自信が高まり、

良い行動が増えていきます。

反対に困った行動は減っていきます。

そうすることで

さらに“ほめチャンス”が増えるという

よい循環を作り💞

“ほめる習慣”を作っていきましょう。

 

 

ハッピースマイル北堀江では随時、

見学・体験を受け付けております🌟

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