こんにちは
ハッピースマイル北堀江
放デイ 児童発達支援管理責任者です
今日は『遊びと学習』について
お届けしたいと思います
いよいよ、4月がやってきますね
保育園や小学校に通い始めるお友達、
進級して、新しいクラスや
新しい先生に変わるお友達など、
ドキドキわくわくの季節です(*^_^*)
ですが、その反面、
環境の変化に不安もありますよね…
ゆっくり焦らず、自分のペースで
慣れていこうね
さて、小学校に入ると、
保育園/幼稚園の時とは異なる
本格的な『授業』が始まります
「勉強、頑張ってね」「宿題した?」
「遊んでないで勉強して」などの言葉も
無意識のうちに
増えてくるのではないでしょうか?
私たち大人も、
一度は言われたこと、ありますよね
今となっては、
その意味を十分に理解できるのですが、
“あとでするのに(-_-)”と思ったことも
しばしば…
小学校生活が始まると、
一年生では、ひらがな、カタカナ、
数字などの基本的なところから
スタートです
小学校に入る前から、お家で練習して、
バッチリなお友達も多いはず
ですが、大切なのは、ここから先。
国語では、文そのものを理解する力、
すなわち”読解力”が必要になり、
“相手の気持ち”や”筆者が何を伝えたいのか”
などを読み取るところが
ポイントになってきます
たくさん練習問題をして
学んでいくことも大切だと思いますが、
やはり、幼児期の経験が
大きく影響してくるのです。
例えば、
①『お父さんやお母さんに
いっぱい絵本を読んでもらった子ども』と
②『動画の物語を見て育った子ども』を
比べてみましょう。
①の絵本では、
・お膝の上で読んでもらったかもしれない、
・一緒に本に触れながら読んでもらったかもしれない
・その都度、会話をはさみながら読んでもらったかもしれない、、、など、
お互いの体温を感じ、
絵本の紙に触れる感触、ページをめくる練習、
「これ、何?」の疑問を
その場で解決できるメリットなど、
様々な経験を得ることができますよね
何より、”あたたかさ”が
たくさん詰まっています
②の場合はどうでしょう?
端末に任せっきりになってしまいませんか?
もちろん、”動画”が
一概に悪いというわけではありませんが、
その割合が大きければ大きいほど、
今後の成長に関わってきます。
大人が上手に使いこなし、
使うタイミングを見極めて、
子ども達に提供していきたいですね
お次は、算数を幼児期の経験に
置き換えてみましょう
それは、”ごっこ遊び”ではないでしょうか?
足し算、引き算は、1年生で習う
算数のメイン部分です
例えば、”お母さんごっこ”
赤ちゃんのお世話をしたり、
ご飯を作ったりして、
楽しそうに遊ぶ姿が思い浮かびます
何気ない遊びの中で、
「お父さんとお母さん、お兄ちゃんとお姉ちゃんのトマト1つずつ買ってきて〜」と、
お願いする場面もありますよね
実はこれも算数で、、、
「1+1+1+1=4」
4個のトマトをお店屋さんで
買ってこなければなりません
「あ、やっぱり、お父さんの分いらなかった」となると、「4−1」で1個減らして…️
このように、ゲームの世界では
味わうことのできない、
他者との遊びの中で、
『足し算』『引き算』の”概念”が生まれ、
学びの基礎が築かれていきます。
もちろん、支援員たちも
そのような事を見据えて、
声掛けを行い、遊びが展開できるよう、
いつも心掛けています
幼児期の話がメインになりましたが、
「もう小学生だから!」と言って
手遅れではありません
トランプやオセロなど、
小学生でも楽しめるアイテムを使って、
考えるベースを一緒に作ってみるのも
オススメですよ
4月からも一緒に
元気いっぱい頑張りましょう
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