こんにちは❗
ハッピースマイル北堀江の
言語聴覚士です✨
前回は絵本の読みきかせの
有用性について
お話しさせていただきました
今回は絵本の選び方について
取り上げていきます
読みきかせに使用する絵本は
何でも良いというわけではなく、
発達段階に合わせて選ぶことが大切です
乳児期は視覚の発達過程にあり、
形や色の認識がまだ未熟です
大きくはっきりした形や
鮮やかな色づかいのものを
選ぶと認識しやすいです
言葉の理解や注意力についても考慮します
まだ理解できる語彙が少なく、
注意集中が続かない場合には
短い言葉や短い文章で作られた
簡潔な内容のもの、
短いページ数のものを選びます
「ころがる」と言う言葉が
分からなくても
「コロコロ〜」と言われると
理解しやすいように
擬音語や擬態語などオノマトペを
使った絵本はとても分かりやすいです
また、同じ言葉の繰り返しがある絵本も
おすすめです
まだ絵本に興味がない子には
布、毛糸、ボタン等
色んな素材を使った絵本や
様々な仕掛けが施されたしかけ絵本を
見せます
素材の感触を楽しみ、音を出したり
触って動かしたり
かくれた物をみつけたり等々
子どもの五感や知的好奇心、想像力を
刺激することで
絵本への興味関心を育てることができます
発達段階が進むにつれて
細かな絵や複雑な色彩で描かれたもの
長い文章でページ数の多い絵本へと
選ぶ絵本を変えていきます
絵本の内容は
段々と物語を理解できるようになるので、
展開のあるもの、登場人物の感情を
想像できるようなものへと変えていきます
発達段階に合わせて
少しずつ絵本を変えていく
必要がありますが、
ここで重要なのが
何歳だからこの絵本という
年齢に合わせた選び方ではなく
その子の発達段階に合わせて
選んでもらえればと思います😊
今回は絵本の選び方について
お話しさせていただきました
また機会があれば絵本について
お伝えさせていただきたいと思います
ハッピースマイル北堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈😊