こんにちは❗️
ハッピースマイル北堀江の
言語聴覚士です😊✨
今回は側音化構音の訓練方法について
お話しさせていただきます
前回、側音化構音では発音するための
舌の動きを習得できず、舌運動を誤学習
している状態だとお伝えしました
正しい発音方法を習得するために
どのような訓練方法があるのかを
説明していきます
訓練で行うのは大きく分けて2つです
1.舌の機能トレーニング
2.発音位置の矯正
まず、
1.舌の機能トレーニング
についてです
側音化構音では発音時に
舌に不自然に力が入ってしまって、
舌が盛り上がり口腔を閉鎖している
状態です
その為、脱力して舌を平らにして
呼気が口腔の中央から
出るようにします
力を抜いて盛り上がった舌を
「お皿のように」「ホットケーキ
みたいにしよう」と教えています
舌を脱力できるようになれば
呼気が正中から出るようになり、
発音時の口角や下顎を横に引く
動きがみられなくなっていきます
ストローや鏡を使って、
舌が脱力できているか正中から
呼気が出てるかを確認しながら
発音のトレーニングを行います
次に
2.発音位置の矯正です
側音化構音では舌の中央で
出すべき音を、舌の両側左右の
どちらかで出している状態です
イ列の音、サ行、ザ行、拗音で
側音化構音がおこりやすいです
それぞれ音によって発音する舌の
位置や発音方法が異なるため、
一つひとつ丁寧に指導して練習する
必要があります
その為年齢が低くまだ言葉が理解し
にくい幼い子の場合では
発音の練習を待つ場合もあります
目標の音が単音で言えるようになれば
その音を含む単語、短文へと進めて
いきます
訓練は段階的に行なっていくため、
長期間取り組む必要があります
長年の話し方が癖づいている為、
訓練の中だけではなく日常会話へと
汎化するように繰り返しの反復練習が
必要となってきます
聴覚的にそこまで異常音として捉えず
発音出来ているように聞こえても、
発音方法が異なっていたり、よく聞くと
音が歪んでいたりします
正しく発音できているかの判断や、
効果的な訓練方法については
専門の知識が必要となってきます
今回は側音化構音の訓練方法について
お伝えさせていただきました
ハッピースマイル北堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️




















