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【北堀江】児童発達支援 ハッピープログラム 言語・コミュニケーション

2024年9月18日

こんにちは!
ハッピースマイル北堀江です🐣

今日はハッピースマイル北堀江の言語聴覚士から、
土曜日のハッピープログラム内で行った《表情の理解》の活動の様子をお伝えしたいと思います😊♪

土曜日のハッピープログラムでは、
みんなで音楽で音にのりながら楽器を鳴らして楽しみながら
言葉ややりとりの楽しさに触れたり、
机上課題では集中力や読字・書字する力を高めたりします。
運動では、サーキットなどをする中で、体を動かして必要な感覚を高めたり、作業では、指先の細かい動きの練習をしたりと盛りだくさんです。
そして、言語・コミュニケーションでは、
言葉や概念の理解を高めたり、社会性を高めるSSTに取り組むなどしています。

今回の言葉・コミュニケーションのプログラムで行った
表情の理解の活動では、
🌟表情の理解・分類
🌟指示理解
🌟模倣

などをねらいとしています☝️💫

はじめに、記号で示された表情のカードを見てもらいました。

にこにこ笑った顔やえんえんと泣いている顔、
プンプンと怒った顔や、ハッと驚いた顔という
表情の種類があることを一つずつ見てもらい、
言葉と表情をマッチングしていきました。

確認をしていると、自ら一緒に顔を真似てくれるお友達が☺️
よく理解できているようですね。
表情によって、眉毛の上がり方や下がり方、
目の形や口の向きなどが変わることも伝えました。

顔の絵を見るだけではなく、
より細かな部分に動きがあり、
そこを捉えているからこそ
意味がある表情の言葉へと変わっていることを伝え、
視覚的にマッチングしていきました。

そして、笑った顔は赤い箱、泣いている顔は青い箱というように、
種類ごとに色のついた箱へと分けていきました。

次に女性、男性の写真をみてもらい、
それぞれがどのような表情をしているのかを
考えてもらいました。

考えた後には、初めの記号の表情と写真の特徴をよく見比べながら、
表情ごとに分類していきましょう!
記号・性別・写真など違いがあっても、
言葉の意味は変わらないので、よくみることがポイントです!

カードは好きなものをとってもらい、
1人1人が積極的に取り組めるよう設定しましたよ😊


みんな、自分がわかるものや、
分けたい種類の表情カードを急いで取りに行って
カゴに分けていきます🥰

分け終わると、フィードバックを踏まえた答え合わせです☝️🌟
一つずつ確認することで、
できたのか、わからなかったのかだけではなく、
わからなかったカードはどこだったのかなど
きちんと自分が理解しようとする機会となります。

きちんとフィードバックを終えたところで
鏡を見て実際に自分の顔の部位を動かしてみましょう!!
お兄さんお姉さんには、物の共有の意味を込めて、
2人で1つの鏡を使用してもらいました。


自閉スペクトラム症児のお子様は、
他者の意図理解の苦手さが挙げられることから、
表情や感情への関心への低さが課題となりやすいです。

また、それに伴い、他者と感情を共有することも
本人の中で自然と優先順位が低くなるため、
他者がどのような表情をしているかに
注目を向けづらくなります。


もちろん個人差がありますが、
他者と感情を共有することへ
楽しさを見出せない場合には、
本人の表情変化も乏しく、
よく見ると口元だけが変化していたり、
表情は変わらないが、涙だけが流れていたり、
いつもニコニコしているのに
物に当たったりすることもあります。

「いつもと変わらない・あまり変わらない」という意味で、
本人の顔の部位といった意味での
表情の変化が乏しいことが特徴的です。
他者の表情をみて共感したり、
感情への関心を持つことが難しかったりするからです。


その為、鏡をみて、
意識的に自分の表情の筋肉を動かし、
まず、自分自身が表情が変わることを知ってもらいました。

楽しそうに眉を下げたり、
ニコッと笑ってみたり、
目と口を大きく開けて驚いた顔をしてみたり…
そもそも顔が映るのが面白くて
鏡を顔に近づけたりして、
表情へ興味を持って楽しんで終わることができました💫

ハッピースマイル北堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌱