こんにちは❗️
ハッピースマイル北堀江の
言語聴覚士です😊✨
今日は個別の言語療法で行っている
カテゴリー分類の課題について
お伝えしたいと思います
前回はカテゴリー概念が語彙拡大に
重要な役割があることについて
お伝えしましたが、
今回は実際にどんな課題をしているか
ご紹介したいと思います
カテゴリーの理解を深めるためには
1つの意味で分けられるようになり、
同じ意味の物で集めることが
できるようになる必要があります
最初に身近にあるものから始めます
色、食べ物、動物、乗り物のカテゴリーを
よく使っています
ステップアップさせたい場合は
食べ物を料理とお菓子と果物に分けるなど
細分化させていきます
実際の課題内容ですが、
1つの意味で分けられるようになるために
🌟カテゴリー分類🌟の課題をします
複数カテゴリーの絵カードを
それぞれのカテゴリーに分けていきます
カテゴリー別に箱や色違いの折り紙を
使って、そこに分けるようにしています
例えば
ゾウ、ライオン、パンダ→動物の箱
りんご、オムライス、パン→食べ物の箱
という風に視覚的に区切りがあると
分かりやすいです
最初は一緒に手を持って行い、
それぞれのカテゴリーを理解して
一人で分類できるようになるまで
続けます
次に同じ意味の物で集めることが
できるようになるために
🌟仲間あつめ🌟を行います
複数カテゴリーの絵カードを机に並べて
同じカテゴリーのものだけ集めます
例えば
「動物集めて」と言われて
並べられた絵カードの中から
ゾウ、ライオン、パンダと、
動物の絵カードだけ集めます
最初は絵カードを指差して答えを
教えます。段々とヒントを減らして
1人で間違えずに集められるように
なるまでします
カテゴリー分類、仲間あつめが
できるようになった後で
お話ができる子たちには
🌟語想起🌟の課題も実施します
語想起課題は、
同一カテゴリーにある物を
複数個答える課題です
例えば
「動物には何がいる?」とたずねて
「ゾウ、ライオン、パンダ」と
指定されたカテゴリーの中のものを
答えていきます
カテゴリー分類や仲間集めに比べると
ずっと難しい課題になるので
最初は絵カードや絵本など視覚的な
ヒントや答えをそのまま復唱して
もらうなど補助を多めにします
最終的に一人で答えられるように
なったら終了です
他にもカテゴリーの概念を育てる方法は
色々とあると思いますが、
今日は私が個別の言語療法で
よく使用している課題を
ご紹介させて
いただきました
ハッピースマイル北堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️