こんにちは😃
ハッピースマイル北堀江です🍀
今回は、
発達障がいの
早期発見、早期療育の大切さについて
考えてみたいと思います🤔
昨今、
保健医療や福祉、
教育などの現場では、
発達障がいを持つ子どもたちにとって
早期発見、早期療育が
とても重要であるということは、
当たり前のこととして
語られるようになっています。
では、何故
早期発見、早期療育が重要なのでしょうか❓
発達障がいに限らず、
“早期発見”が語られる時は、
たいてい
“早期治療”や“早期療育”
“早期介入”などがセットで語られます。
早期発見が重要なのは、
もちろん
早く分かることで
治療や療育が早く始められるからですよね。
病気の場合、
少しでも早く治療することで、
治る可能性が高くなります😄
反対に
遅れれば遅れるほど、
治らない可能性が高まることもあります😞
では、
発達障がいの場合はどうでしょうか。
発達障がいは
生得的なものであると言われており、
療育をしたからといって
発達障がいがなくなるわけではありません。
(少なくとも、現代の医学では)
しかし、
早期発見、早期療育によって、
社会の中で
安定して、適応的に
生活できるようになる
可能性が高まると言われています😌
では、
早期療育には
どのような意味があるのでしょうか。
現在の日本には、
発達障がいの子どもたちを対象とした
たくさんの療育機関があります。
それぞれの考えや理論に基づいて、
様々なアプローチによる
様々な療育支援が行われています✨
その中の
どこかの療育機関に通えば、
社会の中で
適応的に過ごせるようになるのでしょうか🤔
もちろん、
療育機関には
専門的な知識を持つスタッフがいて、
子どもたちに適切な支援を行っています💡
それによって、
子どものできることが増えたり、
不適応行動が改善したりすることは多いです。
しかし、ただ
子どもを療育機関に通わせるだけでは
改善しない問題もたくさんあります💨
そもそも、
発達障がいの
早期発見、早期療育の重要性が
注目されるようになった
1つのきっかけとして、
大人になった当事者たちが、
自分たちの
つらい体験や
当事者としての意見、主張を
様々な形で
発信するようになったことがあります💬
その中で、
多くの当事者たちが
口を揃えて訴えていることは、
「自分たちを理解してほしい😣」
ということです。
「理解しないなら、支援しないでほしい。」
という風に訴える人もたくさんいて、
理解されないままに
生活してきた中での
苦痛の大きさを物語っています。
発達障がいを持つ
子どもたちにとって、
最も効果的で必要な支援は、
子どもの身近にいる人たちが
その子どものことを理解し、
受け入れることです。
発達障がいを持つ人たちは、
私たちとは異なる感じ方、
考え方をします。
それは、
脳の働き方の違いによるものであるということが、
最近ではよく知られていると思います。
その違いを理解し、
私たちの基準だけで
判断、対応するのではなく、
発達障がいの特性を持つ
それぞれの子どもたちの
感じ方、考え方を尊重した
柔軟な対応をすることが
療育の意味です。
療育機関で行っていることは、
それぞれの子どもの特性や
生活状況、
発達段階や生活上の課題などを評価し、
それぞれの子どもに合わせた
目標設定、
目標を達成するための
環境調整や課題・活動の提供、
課題や活動に適切に取り組むための
様々な工夫などです💡
つまり、
それぞれの子どもを理解し、
それぞれに合わせた
対応をすることです✨
発達障がいを持つ子どもたちにとって
療育機関に通うことに意味があるのは、
自分のことを理解し、
受け入れてもらえる場所ができるからです😊
もし、それぞれの子どもにとって
療育機関がそのような場所でないなら、
どれだけ早期に療育を開始したとしても
あまり効果は期待できないかもしれません🥺
また、
療育機関では理解されても、
家族や園・学校の先生、
その他の身近な人たちから
理解されないまま
生活しないといけない状況があるなら、
その場合もまた、
あまり効果が期待できないかもしれません😟
発達障がいに関わる仕事を続けてきた中で、
何度も痛感してきたことの1つが、
周囲に理解されることが、
発達障がいを持つ子ども(人)たちにとって
どれだけ助けになるか、
発達障がいを持つ子ども(人)たちの問題解決に、
どれだけ貢献するかということです💖
その子ども(人)の特性や課題について
家族や園・学校の先生、職場の人たちなどに説明し、
納得してもらうことができたケースでは、
家族や先生たちが
具体的な支援は
まだ何もしていないにも関わらず、
その子ども(人)たちの行動が
劇的に変わることがよくあります💫
正確には、
その子ども(人)の行動が変わるのではなく、
その子ども(人)と
周囲との関係性が変わると言うべきかもしれません。
特別なことは何もしていなくても、
その子ども(人)を見る視点が変わり、
受け止め方が変わることで、
その子ども(人)にとっては
“理解されている”と
感じられる変化があるのかもしれません😌
(もちろん、具体的な支援を行うことは
もっと重要ですが)
発達障がいの子どもたちにとっての
早期発見、早期療育の意味は、
それぞれの子どもの困難さに
(その子のできなさではなく、
周囲との違いによって生じる困難さ)
できるだけ早く気づき、
早期から
それぞれに応じた
柔軟な対応をすることで、
“受け入れられている”
“大事にされている”と感じながら💞
成長していける環境が、
生活する様々な場所で
用意されるということなのではないでしょうか。
ハッピースマイル北堀江では随時、
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