こんにちは
ハッピープラス南堀江の言語聴覚士です
前回は、”構音(発音)の発達”についてお伝えしましたが、
今回は、”お家でできるお口の体操、遊び”についてお伝えします。
まずは、ご飯をよく噛んで食べるようにしましょう。
口腔機能が未熟なお子様の中には、
柔らかいのばかり食べる、
あまり噛まずに飲み込んでしまっている場合があります。
食べ物を口に含むときに唇を使ったり、
咀嚼した食べ物を舌を使って食道へ送り込んだりと
ご飯を食べるときにも唇や舌をたくさん動かしています。
ご飯を食べるときに使われる動きは、
ことばを話すときにも使われています。
ですので、柔らかいものばかりを食べるのではなく、
様々なかたさのものを食べ、
咀嚼回数を増やし、唇や舌をたくさん動かしましょう。
つぎは、うがいです。
なぜ、うがい?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「か行」を発音するときの舌の動きと
「うがい」をする時の舌の動きに共通点があるからです。
うがいをするとき、上を向いてすると思います。
このとき、誤って水を飲み込んでしまわないように、
奥舌を上に挙げて喉に蓋をしています。
この動きが、「か行」を発音するときに必要な舌の動きの練習になります。
うがいは、まだ、難しいというお子様もいると思います。
※むせてしまい危ない場合もあるため、大人が見守るようにしてください。
ここからは、遊びの紹介です!
①シャボン玉
小さいシャボン玉や大きいシャボン玉など息のコントロールをしながら
様々な大きさのシャボン玉を作るようにすることで
口周りの筋肉を鍛えることができますよ。
シャボン玉をするときのポイントは、
吹き具を噛まずに吹くようにしましょう。
吹く遊びでは、シャボン玉の他にも
吹き戻しやラッパ、笛、風車などもありますね。
②顔じゃんけん
何か物事を決めるときや遊びでじゃんけんをすることがあると思います。
そのときに、たまには、顔じゃんけんをやってみるのもいいかもしれませんね。
やり方は、
「じゃんけん」の掛け声に合わせて
「グー」→唇をぎゅっと結ぶ
「チョキ」→唇をとがらせる
「パー」→口を大きく開ける
というように口の形を変えます。
これも口周りの筋肉を鍛えることができます。
③ペロペロキャンディ
ペロペロキャンディは、
おいしく舐めながら舌を動かすことができます。
誰がはやく食べ終わるかな?など
競争をしてみるのもいいかもしれませんね。
今回は、お家でできるお口の体操、遊びについてお伝えしました。
今後もいろいろお話しできればと思っています。
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