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【ハッピープラス南堀江】児発管ブログ‍👩‍🏫

2025年6月6日

こんにちは
ハッピープラス南堀江
児童発達支援管理責任者です

6月に入りましたね☔️
天気予報を見ると、
来週から雨が降るみたいです
雨の多い季節ですが、
室内でも身体を動かして、
元気に過ごしていきましょう
(o^^o)

さて、今日は、
『感情表現』について、
お話ししていきたいと思います(^^)

“自分の気持ちを伝える”って、
とっても大事で、
難しいことですよね

「〇〇がしたい」、
「〇〇がイヤだった」、
「〇〇がほしい」など、
その一言がなかなか言えず、
トラブルになることも
しばしば。。。

特に就学前の子どもたちは、
言葉の習得がまだ十分ではないため、
泣き叫んだり、手が出てしまったり、
一方的に怒ったりする場面が見られます。

ですが、”欲求不満耐性”を高めていくと、
スムーズな感情のコントロールが
できるようになりますよ

ここで、
“欲求不満耐性”について、説明しますね✏️

簡単に言うと、
『自分の欲求が通らなかった時に
我慢する力』のことです。

自分の思い通りにならなくても、
落ち着いてその状況を受け止め、
対応策を考えたり、
気持ちを切り替えたりする
力のことですね☺️✨

では、その力をはどうやって
身につけていくのでしょうか?

まずは、子どもの欲求を
満たすところから始まります。

アメリカの心理学者
アブラハム•マズローは、
ピラミッドのような段階(5段階)で、
人間の欲求はあると言っています。

①生理的欲求(1番下)
②安全欲求(下から2番目)
③社会的欲求/所属と愛の欲求(真ん中)
④承認欲求(上から2番目)
⑤自己実現欲求(1番上)です。

さらに詳しく見ていくと、
子どもにとっての
①生理的欲求とは、
食事、睡眠、排泄を表し、
②安全欲求では、
“健康で安心できる環境の構築”が
必須になります。

ここでの、
『健康で安心できる環境』とは、
お父さん、お母さんをはじめ、
周りの大人たちが、
“子どもの気持ちに余裕を持って、
受け止めること”が
安心できる環境の一つに当てはまります

もちろん、子どもの欲求(要求)
のなかには、
良いこと、悪いこと、
受け入れられること、
受け入れられないことなど
たくさんあると思いますが、
一度、伝えてくれた欲求(要求)に
共感することで、
『受け止めてくれた』が
→『安心感を得た経験』に
変化していきます。

また、悪いこと、
受け入れられない欲求(要求)に関しては、
分かりやすい言葉で理由を説明し、
納得のいくまで付き合うことが
ポイントです

そして、その繰り返しが、
ピラミッドの下の部分、
“土台”が築かれていくということです。

つまり、
生活環境や精神的に安定してくると、
多少のイライラや、
思い通りにならない場面でも、
落ち着いて対応したり、
我慢したりできるようになると
いうことですねo(^▽^)o

そして、
そうして築かれた土台の上には、
新たな欲求がうまれ、
真ん中の③社会的欲求に
繋がってきます。

ちなみに、③社会的欲求とは、
保育園や幼稚園、小学校などに
属するなかで、愛情や人との関わりを感じ、
社会や他者から受け入れられているという、
安心感のことです

続いて、④承認欲求。
社会や他者から
受け入れられていると感じると、
今度は、”認められたい”と思うように
なるわけです。
「褒められたい」と思う気持ちですね⭐

最後は、⑤自己実現欲求。
文字通り、そのままの意味で、
“なりたい自分”に向けて、
チャレンジしていくことです✨

まとめると、
ピラミッドの1番上の欲求を
実現するためには、
その下側の欲求が全て満たされていないと、
崩れてしまうということです。

特に、土台となる、
①生理的欲求 と ②安全欲求は、
子どもにとって、
とっても大切な部分になります。

身のまわりの環境を整え、
子どもの気持ちに寄り添うことはもちろん、
心が満たされる経験を重ねるなかで、
感情をコントロールする力
(欲求不満耐性)が育まれていくことを
忘れてはいけませんね

これからも、子どもたちの、
スムーズな日常生活や、
友達関係がひろがるように、
気持ちを受け止めながら、
支援していきたいと思います

ハッピープラス南堀江では、
随時、見学・体験を受け付けております。
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