こんにちは
ハッピープラス南堀江
児童発達支援管理責任者です
6月に入りましたね
天気予報を見ると、
来週から雨が降るみたいです
雨の多い季節ですが、
室内でも身体を動かして、
元気に過ごしていきましょう
(o^^o)
さて、今日は、
『感情表現』について、
お話ししていきたいと思います(^^)
“自分の気持ちを伝える”って、
とっても大事で、
難しいことですよね
「〇〇がしたい」、
「〇〇がイヤだった」、
「〇〇がほしい」など、
その一言がなかなか言えず、
トラブルになることも
しばしば。。。
特に就学前の子どもたちは、
言葉の習得がまだ十分ではないため、
泣き叫んだり、手が出てしまったり、
一方的に怒ったりする場面が見られます。
ですが、”欲求不満耐性”を高めていくと、
スムーズな感情のコントロールが
できるようになりますよ
ここで、
“欲求不満耐性”について、説明しますね
簡単に言うと、
『自分の欲求が通らなかった時に
我慢する力』のことです。
自分の思い通りにならなくても、
落ち着いてその状況を受け止め、
対応策を考えたり、
気持ちを切り替えたりする
力のことですね
では、その力をはどうやって
身につけていくのでしょうか?
まずは、子どもの欲求を
満たすところから始まります。
アメリカの心理学者
アブラハム•マズローは、
ピラミッドのような段階(5段階)で、
人間の欲求はあると言っています。
①生理的欲求(1番下)
②安全欲求(下から2番目)
③社会的欲求/所属と愛の欲求(真ん中)
④承認欲求(上から2番目)
⑤自己実現欲求(1番上)です。
さらに詳しく見ていくと、
子どもにとっての
①生理的欲求とは、
食事、睡眠、排泄を表し、
②安全欲求では、
“健康で安心できる環境の構築”が
必須になります。
ここでの、
『健康で安心できる環境』とは、
お父さん、お母さんをはじめ、
周りの大人たちが、
“子どもの気持ちに余裕を持って、
受け止めること”が
安心できる環境の一つに当てはまります
もちろん、子どもの欲求(要求)
のなかには、
良いこと、悪いこと、
受け入れられること、
受け入れられないことなど
たくさんあると思いますが、
一度、伝えてくれた欲求(要求)に
共感することで、
『受け止めてくれた』が
→『安心感を得た経験』に
変化していきます。
また、悪いこと、
受け入れられない欲求(要求)に関しては、
分かりやすい言葉で理由を説明し、
納得のいくまで付き合うことが
ポイントです
そして、その繰り返しが、
ピラミッドの下の部分、
“土台”が築かれていくということです。
つまり、
生活環境や精神的に安定してくると、
多少のイライラや、
思い通りにならない場面でも、
落ち着いて対応したり、
我慢したりできるようになると
いうことですねo(^▽^)o
そして、
そうして築かれた土台の上には、
新たな欲求がうまれ、
真ん中の③社会的欲求に
繋がってきます。
ちなみに、③社会的欲求とは、
保育園や幼稚園、小学校などに
属するなかで、愛情や人との関わりを感じ、
社会や他者から受け入れられているという、
安心感のことです
続いて、④承認欲求。
社会や他者から
受け入れられていると感じると、
今度は、”認められたい”と思うように
なるわけです。
「褒められたい」と思う気持ちですね️
最後は、⑤自己実現欲求。
文字通り、そのままの意味で、
“なりたい自分”に向けて、
チャレンジしていくことです
まとめると、
ピラミッドの1番上の欲求を
実現するためには、
その下側の欲求が全て満たされていないと、
崩れてしまうということです。
特に、土台となる、
①生理的欲求 と ②安全欲求は、
子どもにとって、
とっても大切な部分になります。
身のまわりの環境を整え、
子どもの気持ちに寄り添うことはもちろん、
心が満たされる経験を重ねるなかで、
感情をコントロールする力
(欲求不満耐性)が育まれていくことを
忘れてはいけませんね
これからも、子どもたちの、
スムーズな日常生活や、
友達関係がひろがるように、
気持ちを受け止めながら、
支援していきたいと思います
ハッピープラス南堀江では、
随時、見学・体験を受け付けております。
お気軽にお問い合わせください
※株式会社公文教育研究会との
契約に基づき、
公文式学習導入施設として、
教材提供と学習指導サポートを
受けています。