こんにちは!
ハッピースマイル南堀江 放デイ 児発管です
先週に比べてまた寒くなり、雪もちらつき
子どもたちは「雪みたでー!」と大喜び✨
嬉しそうな表情が見れて心はぽかぽかです☃️
今日はADHDの子の二次障害についてお話ししたいと思います。
二次障害という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
二次障害とは、本人の特性を理解してもらえず、家族や周囲の人から注意や非難、叱責を浴びることにより、自信をなくしてしまい、別の問題が出てくることです。
ADHDの子は叱られたりする機会が多く
反抗調整性障害、行為所以外、パーソナリティ障害などの二次障害を併発しやすいことが多いです。
そのため、ADHDの子への環境調整が二次障害の予防には大切と言われています。
ADHDの子だけに限らず、
その子が、その子のまま生きていくにはどうすればいいのかを考えることが一番大切だということですね。
支援の場においても
忘れ物が多ければ忘れ物をしないように工夫をする
遅刻が多ければ遅刻をしないよう工夫をする
こだわりが強ければ切り替えをできるようになる練習をする
こういったその子の苦手さを克服できるようなアプローチが多く扱われます。
しかし、発達障害は脳の個性であって違う人になるわけではないので
特性を持ったまま生きていくにはどうすればいいのかを考えることも大切です💛
忘れ物が多く遅刻をよくしてしまう子どもがそのまま大人になってもどうすれば生きていけるのか、特性を持ったまま生きていくためにはどうすればいいのかを考えていく必要もあります
練習すれば全ての特性を治せるといった考えは発達障害の人にはなかなか当てはまらないことが多いです。
どうしても遅刻をしてしまう場合はフレックスタイムの仕事を選んだり
勤務時間が柔軟な仕事を選ぶ等そういった仕事に就けるよう努力をする必要になります。
しかしこれも自分で自分の環境を選べる人であればスムーズですが、
自分の環境をなかなか選んだり調整することが難しい人もいると思います。
そういった人はやはり組織の中で、人と暮らす中でどうやって生きていかなければいけないのか、どうやってコミュニケーションを取り周りに理解してもらったり許してもらったらいいのかを考えていかなければなりません。
その子がその子のまま生きていくためにはどんな環境がいいのかを考えていくことが一番大事ですね
今はみんな子どもなので、大人がムッとするようなことをやってしまったり言ってしまうことはどんな子でもあります。
特にADHDの子は大人とケンカをしたかったり反抗したいわけではないけれど、
楽しくやりとりをしたいということが衝動的で、その結果大人がムッとしてしまうような行動に繋がってしまいます。
特性を考えた上で、大人が一緒にそのやりとりを冗談ぽく楽しんだり、
余裕を持って関わってあげることが二次障害を起こすことなく
楽しく生きていく力が育っていくのではないかなと思います💛
ハッピースマイルでは「今」の困りごとを少しでも小さくできるよう、そして良いところをもっと伸ばせるよう日々支援を行っていますが、これからの子どもたちの『未来』を見て、その未来に繋がる支援も引き続き行っていきたいと思います🐨
ハッピースマイル南堀江では、随時、
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