こんにちはハッピースマイル南堀江です
今日はトイレットペーパーの芯で鬼作りの様子をお届けします
今回の制作では、2月の初めの行事として有名な
「節分」を取り入れました
節分は「(季)節を分ける」が由来で、
病気などの悪いものを鬼に見立てて豆を投げ、
無病息災を願ったことから豆まきが始まったとされています
それらの由来を子どもたちに伝え、制作を始めました
今回の活動の目標は
「工夫をする!」
そのため、いつもはよく使用するハサミを使わずに制作に挑戦
鬼の角は指で画用紙を慎重に破いて生み出しました
この紙破りは、いくつかの感覚情報が得られたり、
手先の発達や手先を動かすスキルを高める運動(遊び)になります
紙を破くと「ビリビリ」と音が鳴り(聴覚刺激)、
手には「ビリビリ」と微振動が伝わってきます(触覚刺激)
また、目で見たときに自分の手で紙が切れていく様子が見えたり、
どこを持つかなどの視覚的な判断も必要になります(視覚刺激)
そして紙を破るためには指先の細かな動きや
力加減の調整が必要になります
そのため、指先を使うと脳の活性化に繋がることが
近年の研究からも明らかとなってきたそうです
脳内で手をコントロールするための領域は足などに比べてとても広く
手を使った活動を行うことは脳の広い領域を使うことになり
脳の活性化に繋がるとされています
指を使い鬼の角を生み出した後、
好きな色の画用紙で作った鬼に糊で貼り付けていきました
この糊で貼る作業は、決められた場所にのりを塗ったり、
画用紙を貼るには指先に神経を集中させる必要があります。
そのため、何度も繰り返す事で集中力を養う効果が期待できます
鬼を完成させた後は、鬼に向かって輪投げにチャレンジ
輪っかも自分で絵を描いてデザインし鬼に投げると、
角度によっては鬼がパンツをはいたように見えるのです
輪投げには、物との距離感や投げる強さ、
タイミング等を遊びながら学ぶことができます
それにより協調性や集中力、コミュニケーション能力等を育てられます
輪投げに挑戦する中で、
最初は難しさもあり成功しなかったAさんが、
繰り返していくうちに
「10回以上できた!」
と伝えに来てくれた時には、嬉しさと同時に、
失敗を恐れない経験が積めたことで、成長に繋がったと感じられました
輪投げ後には全員が作った鬼を集めて、
紙を丸めたボールを豆に見立てて豆当てをしました
Bさんは、豆を鬼に当てるのが難しかったのですが、
お友だちの作った大きめの豆を借りて挑戦したり、
投げる場所を少し変えたり…と工夫を続けることで、
最終的には7つの鬼を一回ですべて倒すことに成功しました
AさんとBさんの行動は、今回の目標である
「工夫をする!」
を見事に達成していました
工夫というのは制作活動だけでなく、
生活においてとても大切なものになります
この経験を活かして、工夫を凝らしながら
色々なことに取り組んでいってほしいと思います
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