こんにちは
ハッピースマイル南堀江です
ハッピースマイルでは、
子どもたち一人ひとりの発達に応じた、
ことば音楽療法プログラムを行っています
今回ご紹介するのは「絵本を聞いて楽器を鳴らす」です

・集中する
・絵本を聞く
・待つ
・指示を理解する
・音楽をきく
・楽器を鳴らす
などをねらいとしています

今回こどもたちに取り組んでもらったのは、『のってるのってる』という絵本です

本に登場するさまざまなものに主人公が乗って、いろんなところにでかけるお話です。
この絵本には歌があらかじめついています

歌うためのものだと思いますが、その部分がドからドの音階になっていますので卓上ベルで演奏してもらっています



まず、卓上ベルがずらっと8音も並ぶと子どもたちはそれだけで大興奮です

“触ってみたい!” “思いっきり鳴らしてみたい”となります

ですので、並べる前に必ず約束します

「今はまだ触りません。」 「手をおひざにおいて待ちましょう」
一度は手をひざにおくものの、すぐに子どもたちの手は出てきます
それでも声かけすると、またすぐに手をひざにおいてぐっと我慢することができます


その約束がしっかり守れたら始めることができるのです

「では、鳴らしてみるよ」 と支援員が伝えると、とてもわくわくした表情で鳴らし方や鳴らす順番をしっかり聞くことができます

そして8音鳴らせたら、絵本を読みはじめます

この課題は絵本の内容も聞いて歌をきいて、楽器を鳴らすタイミングでは楽器をしっかり鳴らさなくてはならず、とても忙しいです





はじめは少し緊張していますが、物語が進むにつれて同じフレーズが何度も繰り返されるため、“次もこれだな”と見通しがたち、安心感を得られ、それが堂々と鳴らせることにつながっていく様子が見てとれます

物語を聞くときは楽器を触らず、鳴らすタイミングがきたらしっかり鳴らすというルールも守れています



さいごには、ベルを鳴らしながら“のってる、のってる、~
”と自然に口ずさんでいる子どももいます


このように音楽に合わせて楽器を鳴らしたり歌をうたったりすることも音楽個別ではよく取り入れています



ハッピースマイル南堀江では、随時、見学・体験を受け付けています
お気軽にご連絡ください

