こんにちは
ハッピープラス南堀江の言語聴覚士です
今回は、”注意機能”について取り上げていきたいと思います。
注意機能には、4種類あると言われています。
①持続性注意
持続性注意とは、
特定の対象に注意を向け持続させる力です。
この力が低いと
飽きっぽかったり、
疲れやすく途中で投げ出しやすくなってしまうことがあります。
この対策としては、
休憩を挟んだりするのもいいですね。
②選択性注意
選択性注意とは、複数の中から、適切な対象を選び注意を向ける力です。
この力のおかげで
大勢の人がいる中で、複数の人の声が同時に
聞こえるような環境の中でも、特定の人との会話ができる。
複数の中から欲しいものを見つけ出す。
などができます。
この力が低いと
周囲の雑音や人の会話などがきになり、大切な情報を聞き逃したり、
作業に集中できないことがあります。
この対策としては、
周囲の刺激を減らしたり、
選択肢を少なくするのもいいですね。
③転換性注意
転換性注意とは、注意を向けた対象から、
別の対象へと注意を切り替える力です。
この力のおかげで、
遊んでいるときに「ご飯できたよ」と言われたら
スムーズに遊びをやめて移動することができます。
この力が低いと
目の前のことに集中し過ぎてしまい、
話かけられても気づかないことがあります。
この対策としては、
タイマーなどの道具を利用して、
切り替えやすい環境を調整をするといいですね。
④分配性注意
分配性注意とは、複数の対象に、同時に注意を向ける力です。
この力のおかげで
電話をしながらメモをとることなどができます。
この力が低いと
車の運転や球技が苦手であったり、
料理中に他のことをしていて焦がしてしまうことがあるようです。
この対策としては、
順序を確認したり、
できるだけ一つずつ行うのがいいですね。
今回は、注意機能についてお伝えしました。
次回は、ハッピープラス南堀江で
行なっている対策について
お伝えできればと思っています。
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