こんにちは❗️
ハッピースマイル南堀江です😊✨
今日はハッピースマイル南堀江の
言語聴覚士から、
個別言語療法における物理的な環境調整
についてお伝えします。
個別言語療法では、課題の選定と
同じくらい大切なのが環境づくりです。
その子の発達段階に合った環境を
整えることは、学びやすさや
コミュニケーションのしやすさに
つながります。
子どもたちは発達段階によって、
集中しやすい環境や取り組みやすい
環境が異なるため、一人ひとりに
合わせた環境設定が欠かせません。
今回は、当施設で大切にしている
個別言語療法における
物理的な環境調整について
ご紹介します。
① 個別室へ入室が難しい段階
初めて個別室に入ること自体が
不安なお子さんもいます。
無理に椅子へ座ることを求める
のではなく、好きなおもちゃや
遊びを取り入れながら、
「ここは安心できる場所」と
感じてもらうことを大切に
しています。
まずは大人との信頼関係を築き、
安心して過ごせる環境づくりを
最優先に行います。
② 人への注目を育てる段階
大人が指差したものや見せたものに
注意を向けることが難しい場合は、
刺激をできるだけ少なくした
環境を整えます。
視界に入る玩具や教材を
必要最小限にし、一つの教材へ
集中しやすいよう配慮することで、
大人と同じものを見る経験を
積み重ねていきます。
この段階では、
「人と関わることが楽しい」と
感じてもらうことが目標です。
大人と自然に向き合える
位置関係を作り、
好きな遊びを取り入れながら、
安心して関われる空間を
準備します。
③ 共同注意・模倣が育ってきた段階
大人が見ているものに目を向けたり、
動きをまねしたりする力が
育ってきたら、一つの教材に
集中しやすい環境を整えます。
机の上には必要な教材だけを提示し、
向かい合って座ることで、
大人の表情や口の動きが
見えやすくなり、共同注意や
模倣が成立しやすくなります。
また、課題を終わり箱へ入れるなど、
視覚的に「終わり」が分かる
工夫を取り入れることで、
課題への見通しが立ちやすく
なります。
その結果、「見る」「聞く」
「取り組む」という基本的な
学習の流れが身につきやすく
なります。
④ 言葉の理解・表出が広がる段階
言葉の理解や発語が増えてくると、
「見る・聞く・待つ・伝える」
ことに集中できる環境が
大切になります。
例えば、「みる👀」「きく👂」の
カードを机の上に提示することで、
今何を意識すればよいのかを
視覚的に分かりやすく
伝えています。
また、「じゅんばん」
「こうたい」のカードや、
順番が分かるボールなどの
具体物を使用し、
目で見て理解しながら
課題に取り組めるよう
工夫しています。
教材は見やすく整理し、
必要に応じて絵カードや写真などの
視覚的な手掛かりを活用します。
また、自分から要求や質問が
しやすいよう教材の配置も工夫し、
コミュニケーションが
自然に生まれる環境を整えます。
例えば、教材を少し離れた場所に
置いたり、一度にすべて渡さず
やり取りの機会を設けたりする
ことで、「伝えたい」という
気持ちを引き出し、
伝える経験を積み重ねていきます。
さらに、「順番」「交代」「待つ」
といった社会性を育てる
ゲームや簡単なルール遊びを
通して、相手を意識した
コミュニケーションへと
発展させていきます。
⑤ 会話や説明する力を育てる段階
会話や出来事を説明する力を
育てる段階では、じっくり話せる
落ち着いた環境を整えます。
余分な刺激を減らし、
相手の表情を見ながら
やり取りできる配置にすることで、
自分の考えや出来事を
整理して伝えやすくなります。
状況絵や写真、
体験した出来事を振り返る教材なども
取り入れ、「誰が・何を・どうした」
のように情報を順序立てて
話せるよう支援しています。
同じ個別室でも、
子どもの発達段階によって
最適な環境は異なります。
環境を少し工夫するだけで、
人への注目が育ちやすくなったり、
言葉が増えたり、
コミュニケーションが
広がったりすることも
少なくありません。
今、この子にとって
学びやすい環境は何だろう?
という視点を大切にしながら、
一人ひとりに合わせた
個別言語療法を行っています。
ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️
受付:平日12:00-18:00/土曜・祝日 12:00-17:00