こんにちは
ハッピープラス南堀江の言語聴覚士です
今回は、”私は、誰でしょう?”の
活動について取り上げていきます。
さっそくですが、
・保育園や幼稚園などで
先生の話を最後まで聞けない
・相手の話しを最後まで聞かずに
話を遮ってしまう
などのお悩みはありませんか?
ハッピープラスの中にも
このような課題を抱えている
お子様がいます。
そこで、”話を最後まで聞くこと”を
目的に『私は、誰でしょう?』を活動で取り入れています。
『私は、誰でしょう?』とは、
あるものの特徴を表すヒントを元に、
それが何(誰)なのかを想像しながら
当てていくゲームのことです。
活動を始める前にお約束を行なっています。
①途中で答えがわかっても
3つのヒントを最後まで聞きます
②間違えても怒りません
このように最初にお約束を
提示しておくことで”守ろう”と頑張ってくれます。
クイズとなると正解することにこだわりがちですが、
この活動では、正解することよりもお約束を守って
“最後まで話を聞くこと”の方が
もっと大切であるということを伝えています。
それでは、始めていきましょう!
例えば、
アイスクリームとかき氷
のように似ているもののイラストを
見ながらどちらのことを話しているのかを聞いてもらいます。
次は、ヒントです。
①暑い日によく食べます。
②暑いとドロドロに溶けます。
③いろいろな味のシロップをかけて食べます。
のようにヒントを出します。
2つ目までのヒントだけでは、
どちらのことを話しているのか
分からないようにし、
3つ聞くとどちらのことを話しているのかが
分かるようにしています。
そしてヒントを全部、聞いたら
正解だと思う方に手を挙げてもらいます。
この活動では、普段、
話を聞くことが苦手なお友だちも
集中して聞いてくれることが多いです。
また、この活動を通して、
「3つヒントを聞かないとどっちのことかわからないね」や
「最後まで聞かないと正解できないね」などと
話を最後まで聞くことの”大切さ”に
自ら気づいてくれたお友だちもいました。
引き続き、話を最後まで聞くことの大切さを
感じられるような言語療育を
すすめていきます。
ハッピープラス南堀江では、
随時、見学・体験を受け付けております。
お気軽にお問い合わせください
※株式会社公文教育研究会との
契約に基づき、
公文式学習導入施設として、
教材提供と学習指導サポートを受けています。