こんにちは😊
ハッピースマイル南堀江の
言語聴覚士です✨
これまで数の概念と、数の概念の課題に
ついてお話しさせていただきました
今回も引き続き
数の概念の課題と発達基準について
話したいと思います
ことば個別の時間では
数唱(1から10までそらで言える)が
出来るようになれば、実物の物をかぞえ
数の抽出(10個から6個取るなど)を練習します
前回はここまでのお話でした
その次の課題は数字へと移行します
数字の課題では数字を1人で読めるように
数字を見ながら数える練習をします
1人で数字が読めるようになるまで
繰り返し一緒に声に出して練習します
歌が好きな子には数字を見ながら
数字の歌を歌ったり
絵本や絵カードが好きだったらそれを
見ながらするなどその子の好きな事柄に
合わせてしています
数字が読めるようになれば
数字の並べ替え(1から10まで順番に並べる)を
行い、最後に分量とのマッチングを行います
3=🍎🍎🍎と
数字と分量がスムーズに一致できる
ようになるまで続けます
数唱
↓
物を数える
↓
数の抽出
↓
数字を読む、数字の並べ替え
↓
数字と分量とのマッチング
個別の時間ではこのような順序で
数の概念課題を進めることが多いです
さらに10より大きな数の概念や
足し算の課題などへの移行は
個々の発達段階や必要に応じて
行っていきます
次に数の概念の発達基準についてです
発達には個人差が大きいので
ひとつの大まかな目安として考えてください
・4〜5歳:10まで数えられる
10までの個数の抽出ができる
・5歳 :20まで数えられる
5以下の簡単な加算(±1)の概念がわかる
・6歳 :100まで数えられる
ことば個別では
発達基準と子どもたち一人ひとりの認知レベルを踏まえて
楽しく取り組んでもらえるように課題の選定を行っていきたいと
考えております
ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️