こんにちはハッピースマイル南堀江です
今日は牛乳パックで羽子板作りの様子をお届けします
この活動では
季節の行事を楽しむ
コミュニケーション
集中力の向上
等をねらいとしています
1月ももうすぐ終わりますが、
子どもたちにお正月遊びである羽根つきを体験してもらうために、
牛乳パックで羽子板作りから取り組み始めました
今回行う羽根つきは、もともと「邪気をはねよける」という意味で
年のはじめに宮中で行われていたものです
そのため羽をつくことで邪気払いをしたり、
その1年の無病息災を願ったりする意味があります
このことから、羽根つきは子どもの健やかな成長を願い、
邪気や厄を払うものとして親しまれてきたため、
ハッピースマイルの子どもたちにも縁起の良い一年を
過ごしてもらうべく、活動に取り入れました
羽子板作りを始める前に、支援員同士で完成品を使って
羽根つきを披露すると、興味津々な子どもたち
支援員の楽しそうな姿を見ることで、
「早くやりたい!」と制作への意欲が高まり
集中して制作を進め、羽子板を完成させられました
制作中にハサミを使い終わった際には、
安全のためと動作の切り替えを見るために
ハサミをカゴに入れるよう伝えると、
指示通り行動することができました
集中力を鍛えると同時に、生活において
時間通りに行動するためには切り替えも大切なため、
制作とは別の「ハサミを片付ける」作業を取り入れてみましたが、
スムーズに切り替えることができていました
作り終えた後は、同じ机のお友達でペアやグループになって
羽根の付いた風船をつき続けるチャレンジを始めます
目標は10回難しいかもしれないけれど、達成できるかな…!?
羽根つきが得意なAさん
あまり得意ではないBさん
のペアでは、最初はAさんがほぼ一人で
打ち続ける場面が見られたため、
「Bさんの名前を言ったり、近くに風船がいくようについてみよう!」
と伝えて見本を見せると、
風船をBさんの名前を言いながら届きやすい所にゆっくりついてくれて、
そのおかげでBさんも何回もつき続けることに成功していました
この「相手の名前を呼ぶ」行動で、コミュニケーションを取れ、
呼ばれる側も、名前を繰り返し呼ばれることで、言葉のリズムや
イントネーションを学び、音声への興味を高められます
そして、注目を受ける体験が、将来的な言語や自己肯定感の基盤を作ります
「相手の近くに風船をつく」ことは、
ペアの子のことを思いやることで羽根つきを相手と一緒に楽しめ、
円滑なコミュニケーションにより人間関係を広げられることもできます
結果的に、このペアは50回以上風船をつき続けることができました
活動初めの、10回行くのは難しいかも…
という所から素晴らしい成長を遂げました
帰る前の自由時間にも数人で羽根つきをして、終わった後には
「今日めっちゃ楽しかった!!」という声も聞けて、
子どもたちをハッピーな気持ちで送り出せて嬉しかったです
ハッピースマイル南堀江では随時、見学・体験を受け付けています
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