こんにちは
ハッピープラス南堀江の言語聴覚士です
前回は、”吃音”について取り上げましたが、
今回は、”吃音の関わり方”について取り上げていきます。
吃音のあるお子様とどのように接すればよいのか、
どのようなことに気をつければよいのかについていくつかお話ししていきます。
吃音のあるお子様と接するときには、
ゆっくりと話しかけ、お子様が話し終わったあとは、
少し間をあけてから話をするといいでしょう。
そして、お子様が話をしているときには、
最後まで話を聞いてあげてください。
言葉が上手くでてこなかったり、
つっかえたりしているのを見ると
安心して話をしてもらおうと
「ゆっくり話して」や「落ち着いて」など声をかけたり、
先回りをして相手の言おうとしていることを
言ってしまうことがあると思います。
しかし、そのような言葉かけは、
緊張させてしまい、かえって話しにくくさせてしまうなど
逆効果になる場合があります。
ここで難しいのは、どのぐらい待てば良いのかだと思います。
ある程度待って言葉が出てこない場合には、先回りをしても良いと思います。
先回りをしたときには、
「先回りをしたけど大丈夫だった?待っていた方がよかった?」など
相手がどのようにして欲しかったのかを
確認してみるのも良いかもしれませんね。
ついつい、話し方に注目をしてしまうと思いますが、
話し方ではなく、話の内容に注目してもらえたらと思います。
相槌や話の内容を繰り返しながら話すことで聞いてくれている、
伝わっていると感じ、話しやすくなります。
今回は、”吃音の関わり方”についてお話をさせていただきました。
吃音の関わり方で悩まれている方は、
一度、以上のことを参考にして関わってみてください。
ハッピープラス南堀江では、
随時、見学・体験を受け付けております。
お気軽にお問い合わせください
※株式会社公文教育研究会との
契約に基づき、
公文式学習導入施設として、
教材提供と学習指導サポートを受けています。