こんにちは
ハッピースマイル北堀江です
ハッピースマイルでは、
子どもたち一人ひとりの発達に応じた、
ことば音楽療法プログラムを行っています
今回ご紹介するのは「どうぞ、ありがとう」です。
・音楽をきく
・相手に気づく
・やりとりの練習
などをねらいにしています

これは、「どうぞ、ありがとう」という短いフレーズを支援員が繰り返し歌い、それに合わせて物のやりとりの練習をするというものです

個別音楽では、課題で楽器や、カード、具象物など様々な物を扱います

課題が終了したら、すみやかに片づけます。ですが、子どもの手元に残っている場合があります。そんな時は支援員に渡してもらいます
そのやりとりが上手にできるようになるまで、音楽に合わせて「どうぞ」と「ありがとう」を練習します





個別音楽にまだ慣れていない子どもや、他者に自分の持っている物をなかなか渡せない子どもの場合に、キャラクターのパペットを使うことがあります

子どもには、フルーツマラカスや、エッグマラカス、食べ物の消しゴムなどをあらかじめ渡しておきます。それを歌に合わせて「どーぞ」
と、パペットの口に入れていきます。入れるとパペットが、それを食べて「ありがとう」と言います


直接支援員とやりとりするよりも、子どもたちの反応がよいです

発語がまだ少ない子どもが「あーん」と言いながらパペットの口に入れる場面もよく見られます


子どもたちは、自分がパペットに食べ物を渡し、パペットがお礼を言うまでじっと様子を見ています

そして満足気で嬉しそうな表情を見せてくれます

音楽に乗せて楽しんでやりとりの練習ができています





パペットに上手にどうぞできるようになってきたら、少しずつ支援員とのやりとりに移行していきます

そして、少しずつ他者とのやりとりに繋がっていきます。お友だちと一緒に遊んでいるときに、どうぞとおもちゃを貸すことができたり、お片づけもスムーズになっていきます

ハッピースマイル北堀江では、随時、見学・体験を受け付けています
お気軽にご連絡ください



