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【南堀江】児童発達支援 個別の言語療育🗣

2023年5月22日

こんにちは!
ハッピースマイル南堀江です🐣

今日はハッピースマイル南堀江の言語聴覚士から、個別の言語療育の様子をお伝えしたいと思います😊♪

今回は、『これなあに?』についてお話ししたいと思います。

これは、絵カードを用いた名詞の表出を促すアプローチとなります。

はじめに、「?」のカードを見せて、
👩🏻「これなあに?」と支援員が聴きます。
続いて、果物カードや野菜カード、乗り物カードなどを見せます。
すると、🧒🏻「もも!」と言うように答えます。

なあに?と聞く事で、
答える=伝える という状況を作ります。

すると、お子様は自分の話せる範囲の音や単語、状況をあらゆる手段を用いて伝えようと努めてくれます。

例えば、言葉の理解はできているが、
まだ話せるようになったばかりで単語としてつたえられない…😔といったお子様。
「みかん」を「かん」と語尾音で伝えたり、
「バナナ」を「バ」と語頭音で伝えたり、、、
これは、音韻意識(言葉の音に対する意識)がまだ発達していないために起こり得ることです。

例えば、私たち日本人が流暢な英語を単語では内容を理解して聴き取れるが、繋げて(文章にして)話してみて、と言われても難しいのと同じです。

それでも、単音だけでも正しく伝えられたことを褒めて、また正しい音として単語を聴かせて、を繰り返して行います。

また、『これなあに?』をやる中では、
わからない、知らない単語もおそらく出てきます。
その際に、🧒🏻「…」と黙ってしまったり、回避で別の話を始めようとするお子様もいます。
ですが、ここは「知らない」「わからない」を伝えるチャンスです。
知らない時、わからない時は大人にヒントを求める、どうして良いかわからない時は助けを求めるために、言葉ではどう伝えるのか、ジェスチャーだったらどう伝えるのかなども、同時に習得していきます。

繰り返して行うことにより、首を傾げてくれたり、首を振ってくれたりと、お子様なりに表現に工夫してくれるようになりました。
そんな些細に思えるようなやりとりを、個別療育では大切にしています。

また、果物を一通り終えると
野菜をクイズとして出題してみたりします。

最後に、「お友達はどっち?」と聴きながら、
果物と野菜をカテゴリー別に分類しながらお片付けをしたりします。


食べ物の形や長短、色についても
それぞれ話していくことで、
1つのものに対する意味や認識、知識、イメージ等を増やすこともしています!

今回もここまでお読みいただきありがとうございました🌟


ハッピースマイル南堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌱